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腐りかけの豆が、何ヶ月にいっぺん小説を吐き出す場。 主にtwitterに生息。 せめて2ヶ月にいっぺんくらいの更新に持っていきたい。
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満員電車のピークもとうに過ぎ、多くの人が眠っている私鉄の中。

連日課題を仕上げる為に奮闘していた私は、とても疲れていた。
ようやく提出して、ほっとしたのもあり、座席でうつらうつらする。

とにかく、今回は量が多かった。
何故、口裏を合わせたように同じ日が締め切りなんだ!


とても周りの観察なんかしている余裕は無かったはずだった。
それなのに、ふと、車両の端で前方を熱心に見つめる女性が目に入ったのだった。
そのまま寝ればよかったのに、たまたま目に入ってしまったのだ。

この電車は途中で連結していて、通り抜けられない部分がある。
丁度そこに私は乗っていて、暗い運転席の向こう側に、明るくてこちらよりも少し人の多い車両が見えた。

ガラスに映る彼女の顔は美しく、しかしどこか悲しげで、ただ一心に窓の向こうを見つめていた。

何かよほどショックなことでもあったのだろうか。
気になって彼女の視線の先をよくみると、前方の車両の最後尾、つまり運転席を挟んで彼女と向かい合うようにして、男性がこちらを見つめていた。
きれいな顔立ちだ。テレビに出てもおかしくないほどのイケメンが、寂しげなまなざしで、こちらを……彼女を見つめていた。

電車はすーっと、人気のないホームへと入っていく。
ドアが開く。二人は駈け出して、ひらりとホームへ降り立つと、手を組み合い、しっかりと抱き合った。

「ひめ!」

「れいじさん!」

女性は涙を流し、彼もうなずいてひたすら彼女を抱きしめる。
この騒ぎで、眠っていた乗客も目を覚まし、なんだなんだと男女を見た。

ドアが閉まり、驚きであんぐりと口をあけたままの私を乗せた電車は動き出すが、二人はじっと抱き合ったまま動かなかった。

ちなみに、彼女が乗ってきたのは前の駅だ。




どうぞお幸せに。


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すみません、手抜きではないはずです(ぇ

まともなのをもうちょっとでアップしたいが……まめがら茶さんは多忙なもので……


と言いつつ明日はディズニーランドに行ってきます。

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プロフィール
HN:
まめがら茶
性別:
女性
自己紹介:
色んな世界の物語を書いています。
大体は異世界・現代ファンタジー。


好きな小説は、
上橋菜穂子さんの『狐笛のかなた』、
荻原規子さんの『白鳥異伝』、
香月日輪さんの、大江戸妖怪かわら版シリーズ。
和を感じられるお話が好きです。

それから、アレックス・シアラーさんの『チョコレート・アンダーグラウンド』も、何度か読み返しました。

佐竹美穂さんの挿絵が小さい頃から好きだったのですが、
小学一年生の時に上橋さんの『虚空の旅人』と一緒に
分厚い上中下巻の『封神演義』を読んだのは無謀だったかな……

絵は、一番好きなのはアルフォンス・ミュシャ、特に『黄道十二宮』です。

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